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神薬才花苑

子宝カウンセラーの会

薬草クラブ ショウガ(生姜)

 

1、ショウガ

[気味]辛、温

[帰経]肺・脾・胃

[主治]芳香性の辛味健胃薬であり、食欲増進、胃下垂、吐き気、しゃっくり、腹痛、下痢、風邪、蟹魚毒消し(発散風寒・袪痰止咳・温中袪湿・化飲寛中・降逆止嘔)。

 

2、生姜汁

[気味]辛 、微温 [帰経]―

[主治] 辛散の力が強く、開痰止嘔するので、中風痰迷の牙関緊急・意識消失・嘔吐などに用いる。

 

3生姜皮

[気、味] 辛、涼 [帰経]―

[主治] 小便を増やし腫れを除く(利水消腫)。(五皮飲:生姜皮・桑白皮・陳皮・大腹皮・茯苓皮各等分)

 

4、煨姜(わいきょう)(生姜を紙に包み熱灰中で蒸し焼きにしたもの)

[気味] 辛、温 [帰経]―

[主治] 生姜より辛散の作用は劣るが、温中止嘔の効能が強いので、胃寒の嘔吐・腹痛・下痢に用いる。

 

5、乾姜(生姜を蒸して乾燥したもの)

[気味]辛、熱

[帰経]心・肺・脾・胃

[主治]脾胃虚寒の腹の冷痛・嘔吐・不消化下痢、四肢の激しい冷え、寒邪による咳、喘息(温中散寒・回陽通脈・温肺化痰・化飲)。

 

熱帯アジア原産で、中国では紀元前500年頃から薬用にされ、日本には縄文時代の後期に、稲作とともに伝えられた、日本に渡来した最も古い野菜の一つ。厄除けや魔除けとして使われることもあり、江戸時代には神社の祭りに、生姜飴や生姜湯を売る店が出ていました。伊勢土産に剣型をした紅白の生姜糖があるのも、薬効を神に祈り、破邪(はじゃ)の剣に託すという意味がこめられています。千葉の成田山新勝寺の土産物にも、葉ショウガが売られていました。ちなみに、ショウガは、根茎の大きさで大・中・小に分け、中・小は古渡りで栽培品種が幾つかあり、大は明治以降に中国から導されひねショウガとして市販、辛味が少なく漬物用または生食に使用されています。

 

生姜の「姜(きょう)」は「薑(きょう)」の略字で、薑は境を意味しています。「薑は良く百邪を彊禦(きょうぎょ)する故に薑と云う」(たくさんの病気をおさえる)とあり、「彊」、続いて「薑」となったと言われます。生姜がなかったら漢方は成り立たないであろうと考えられます。

東大寺のお水取り(修二会)の食堂の作法で、天平時代から続いている伝統の配膳にも、ショウガ・山椒・コショウの三種の薬味がそれぞれ竹筒に入れられています。寒中の行では温薬として使われているようです。

 

効用

・芳香性の辛味健胃薬であり、体の内外を温め、発汗、嘔を吐止め、解毒などの作用があります。 特に、魚や蟹の毒に対して解毒作用があり、風邪の初期や胃腸風邪によく、寒冷に襲われたら、直ちに生姜湯を飲めば、血行を増進し、寒邪を駆遂することができます。

・辛味成分のショウガオールは健胃、発汗、解熱、保温作用があり、風邪のひきはじめや消化器疾患、呼吸器疾患に有効であり、唾液のジアスターゼの作用を促して消化を助け、細菌の活動を抑えます。血行をよくするはたらきがあるので、発汗を促し代謝をよくします。

・風邪に(しょうが湯)葛粉を水で溶き、火にかけて透明でトロリとなったらショウガのおろし汁を加え(蜂蜜を加えてもよい)、熱いうちに服用する。下痢、腹痛、吐き気、シャックリに上記法を用いてもよい。

この方法は、カニやエビの食あたり防止法として食後に服用。

・親指大くらいの量をすりおろし、湯のみ1杯の熱湯に入れ、ガーゼで漉して飲めば、吐き気やむかつき、げっぷが治ります。

・強い辛味で味覚と臭覚を麻痺させるワサビに対し、臭味そのものを消すショウガは、臭みの強い青魚の刺身や寿司に使われます。

・ナス、トマト、キュウリ、トウガ、スイカなどの果菜類は、いずれも寒性の食べ物といわれ、暑い季節に身体を冷やす食物なので食べ過ぎは禁物です。ショウガもこの季節に風味を添える食べ物の一つです。焼ナスを食べるときに生姜下ろしを添えて食べるのも、それなりの理由があります。

・一見、脇役として添えられるショウガの役割も大きいのです。洋食には粉を入れるが、肉や魚の料理に使うのは臭みを消すだけでなく、魚肉の毒を消す力があるからです。刺し身に欠かせないのも、そこにあります。そのほかサトイモ科の植物の毒も消します。

・土鍋に土手鍋のように縁に味噌を焼き付け、その鍋に洗った飯を入れて煮て、周りの味噌を溶かし入れ、そこにみじん切りのネギとおろしたショウガを入れて食べると美味しい味噌粥となる。体力が弱った人、風邪を引いて食欲のない人におすすめの粥。

・車酔い、つわりにショウガを薄くスライスして、焼いて(こがさず、ちょっと温める程度)口の中に入れておくとよい。

・喘息の発作時には、おろし汁を背中にすり込んでマッサージ。

・温足湯:激しいくしゃみと咳きによい。水4ℓに布袋に入れた生姜80gのすりおろしを入れて火にかけ、43~45度に温めて両足を入れ15~20分間温める。

・腹痛・吐き気・冷え症(生姜):3~10gを煎じて服用すれば芳香性辛味健胃剤、鎮嘔、店外祛痰剤として、腹痛、吐き気、悪心、胃腸カタル、食欲不振、しゃっくり、風邪、気管支炎、冷え症に効果がる。

・咳・痰・胃カタル・下痢(生姜):炒るか黒焼き粉末として服用すると、咳、痰に効き、胃カタル、胃拡張、下痢に効果がある。

・しもやけ・リウマチ・五十肩(ショウガ汁):塗布または温湿布あるいはショウガ汁に酒を加え小麦粉と練って貼ると、しもやけ、わきが、円形脱毛症、ふけ、関節リウマチ、肩こり、五十肩、腰痛、扁桃腺炎、気管支炎に効果がある。肌の弱い人は、ショウガ汁を酒で2~4倍に薄めて使用すると効果が強くでき、肌に優しくなる。皮膚に貼っておく時間は30分程度、弱い人は早く除く。

・食中毒(ショウガ汁):タケノコ、キノコ、魚類の中毒によい。

 

ショウガを食べる

・ミョウガとおろしショウガとアオジソなどを合わせて、サラダに盛る。薄切りを洗って水をきり、天ぷらに、酢味噌和えもいい。すり下ろした魚やレバーの下ごしらえに利用したり、薄切りを煮魚に加えて臭み消しにする。

・乾姜の作り方
ショウガ(小か中のショウガ)を使い、収穫した物を茎の付いたまま水で洗い、少し乾かした物を蒸し器で15分間蒸します。蒸した物の茎を取り除き、3mm程に切り刻み、天日乾燥します。

 

 

生のショウガはみずみずしくて少し辛味がありますが、蒸して直ぐのショウガは少し甘味があり辛味が少なかったのですが、乾燥するに従って辛味が強くなっています。

蒸すことによって温性が熱性に変化し、温める働きが強くなります。味は、辛味が強くなります。

効能は、生のショウガは「微温性」で胃腸を温める働きがあり、胃の冷えによる嘔吐に効きます。また「発散」の性質もあり、ゾクゾクと寒けと節々の痛みのある風邪にも効果があります。

蒸して乾燥させた乾姜は「熱性」で胃腸の冷えによる胃痛や腹痛、下痢などの症状や四肢の激しい冷え性に効果があります。

身体の表面が冷えている時は生のショウガを、身体の中が冷えている時は蒸したショウガを用いると良いです。

生のショウガは、発散作用があり、摂取しすぎると冷え性になる場合があるので取り過ぎに気を付けてください。冷え性の方は、蒸したショウガを使うとよいです。

乾燥した物をそのまま使うか、ミルで粉にして使うと便利です。

 

・紅ショウガ

作り方 塊状の根生姜(ねしょうが)を塩で下漬けまたは天日干しで脱水した後、梅酢(梅干しを漬けた後に残る漬け汁)で数日間漬けこむ。カビ防止のため、基本的には水分の少ないヒネ生姜で作る。新生姜で作る場合は水分が多いので薄切りにしてから脱水することもある。

・ショウガは、辛味があり少し温める性質である。効能は、芳香性の辛味健胃薬であり、食欲増進、胃下垂、吐き気、しゃっくり、腹痛、下痢、風邪、蟹魚毒消し。

・梅酢は、酸味と鹹味があり身体を強く冷やす性質がある。効能は、諸瘡腫・腹の積塊を消し、痰水・血病を追い出し、魚肉菜や諸虫の毒気を消す。

 

基本的には色取り・あしらい・口直し・付け合わせとしての性格が強い。形態としては、お好み焼きやたこ焼きなどに用いるみじん切り紅生姜、焼きそばなどに添えられる千切紅生姜などに分けられる。寿司などに添えられる平切紅生姜(ガリ)の代用にもされる。牛丼や博多ラーメン、沖縄そばの店のほとんどは、紅しょうがを入れた器を客席に置いており、客が自分でトッピングするようになっている。

 

・ガリの作りかた 新生姜の甘酢漬の作り方

新生姜は水で洗い、薄く皮を剥きます。スプーンや包丁などでこそげ取るように皮を剥くと無駄がでません。普通に剥く場合、果物ナイフなどの小さめの包丁を使うと楽です。

粗熱が取れた新生姜を固くしぼります。絞った新生姜はボールに入れておきます。薄くスライスした新生姜を、水に30分~1時間ほど晒し辛さを抜きます。辛いのが苦手の方は、長めに晒してください。水に晒した、新生姜を熱湯にくぐらせます。茹でる前に食べてみて、まだ辛さが強いようでしたら少し長めに茹でます。茹でた新生姜をザルにあげ、塩をふり粗熱をとります。

鍋に酢、砂糖、みりん、水を入れひと煮立ちさせたら、熱いままの甘酢を生姜にかけます。粗熱が取れたら保存容器に移し、冷やします。

ガリは、魚の臭みを消すため口直しになるほか、殺菌作用があるため食中毒を防いだり、辛味成分の「ジンゲロール」によって、食欲増進や生魚で冷えた体を温める効果があります。

(甘酢 酢 大さじ2~3、 みりん 大さじ1、 砂糖 大さじ1~2、 塩 小さじ1/2強)

 

・ショウガを薬味として用いる食材

・生姜の温める作用を利用 コンニャク・トウガン・ナス・豆腐の冷やす性質を軽減します。

・コンニャクは、甘味と辛味があり身体を強く冷やす性質がある。効能は、腸の掃除、腸での脂肪の調整作用。

・冬瓜は、甘味があり身体を強く冷やす性質がある。効能は、熱中症、むくみ、尿量減少、消渇、口渇(煩熱を解し、消渇(糖尿病など))を止め、十種の水気を利し、また酒毒を解す。

・ナスは、甘味があり身体を強く冷やす性質がある。効能は、血を散じ、痛みを止め、腫れを消し、腸を寛げる。冷え性の人は多食無用。

・豆腐は、甘味と鹹味があり強く冷やす性質がある。効能は、熱を引かせ、血を散じ、赤眼・腫痛を治す。脹満を消し、大腸の濁気を下し、久痢を止め、酒毒を解する。

・ネギと用いて肺と脾胃を温める作用を増強します

ショウガは肺・脾・胃を温める働きがあり、ネギも肺・胃を温める働きがある

・食材の毒消し サトイモ

・魚の毒消し、臭い消し イワシ、カツオ、サバ、

・肉の毒消し、臭い消し 鶏肉、牛肉、豚肉、羊肉など

 

投稿日 : 2019年 1月 1日 作成者 :y.nozaki

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