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①梅はアルカリ性食品
 梅干は酢っばいので酸性食品と考えている人が多くいる。
酸っぱいから酸性と単純にはいかないのである。
酸性食品とは、主食である米やパンをはじめ酒、ビール、砂糖、卵、肉、魚など毎日多量に口にするものが多い。
一方アルカリ性食品というのは、海草類や野菜類などに多く含まれている。
 どちらかと言えば、アルカリ性食品は料理に手間がかかり、そのために若い主婦などに敬遠されがちである。
その結果、どうしても酸性食品の摂り過ぎになり、これがいろいろな病気の原因となっている。
 酸性食品を多く摂った場合に、アルカリ性食品を併せて摂ることによって、
それを中和するということが食生活の智恵である。
 酸性の強い食べ物を百グラム食べた場合に、アルカリ性食品を食べてそれを中和しなければならない。
 しかし、酸性食品を中和するために摂らなければならないアルカリ性食品は相当な量にのぼる。
ところが、梅干を食べれば、少量で中和できるのである。
例えば肉百グラム食べて、
これを中和するためにはキュウリなどの野菜で摂ろうとすれば九百グラム位を摂らなければならないが、
梅干だとわずか五グラムですむのである。
 血液を弱アルカリ性にするということは、血を正常化するということである。
健康のバランスを保つためには、
酸性食品とアルカリ性食品をバランス良く摂取するということが大切になってくる。

②梅の解毒作用
 古来より、梅は「三毒を絶つ」と言われている。
 梅干は肝臓機能を高め、食べ物から摂取した毒、血の中に混じる毒、水の毒、この三毒を絶つというのである。
 乗り物酔い、食中毒、二日酔いなどに梅干が効果があるのは、三毒を絶つ作用のためである。
 我々は、人工着色をした食べ物や、防腐剤を使った食品を多量に口にしている。
こういった物を中和させるために、塩や梅といった解毒力のある食物を多く摂取しなければならないのである。

③梅干の疲労回復効果
 塩の効果の所でも述べたが、塩は食あたり、水あたり、日射病、下痢、二日酔い、乗り物酔いなどに効果がある。
塩と一体になっている梅干には、さらに大きな効果があるのは当然である。
 毎朝食後に、お茶の中に梅干を入れて飲んでいる人で長寿の方がいる。
 梅干には、老化防止や疲労回復に効果のある物質がたくさん含まれている。
 チフス、コレラ、赤痢、食中毒などに対し梅干の殺菌効果は大きい力を発揮する。
チフス菌を塩によって退治したという話は前述した。
このように、塩の持つ殺菌力と梅干の持つ殺菌力の相乗効果により、伝染性のばい菌を殺すこともできる。

④食欲増進と夏バテ防止
 塩は夏バテ防止に大きな効果があり、さらに梅と一緒になった梅干は、夏パテ防止の最高の薬である。
 登山家が梅干を口に含んで登頂に成功した例や、
運動選手が梅干を口に含むことで疲労を回復したという話など枚挙にいとまがない。
 ギラギラした真夏の太陽が脳や胃腸、筋肉などへの血液の循環を悪くする。
そのために食欲が衰え、疲労が重なるのである。
こういった夏パテ防止に梅と塩が何よりも薬ということである。
 梅そのものには胃液を分泌させる働きがあり、食欲を増進させる梅干の主成分であるクエン酸は、
疲労回復には何よりの力がある。夏に朝夕梅干を食べることは、夏バテの防止になるのである。

⑤風邪の特効薬梅干
 風邪をひいた時にすりおろしたニンニクに梅干の肉をほどき、熱湯を注いで飲むのは、一つの民間薬である。
また、喉の痛いときなど、梅酢でうがいをするのも効果があると言われている。
むしろ梅酢を少量ずつ毎日飲むことは、風邪の予防になる。
 風邪で熱が出た場合に、梅干に熱湯を注いで少しずつ何度も飲むというのは、一つの解熱効果が期待できる。

⑥腹痛と下痢止めに梅干効果
 下痢をした場合に、梅干玄米がゆが効果があると言われている。
玄米を細火できつね色になるまで空炒りし、昆布の煮出し汁でおかゆを作るわけである。
この場合に梅干の肉をほぐし、細火で玄米がやわらかくなるまで煮込むわけである。
 途中でかきまわさないのがコツである。かきまわすと、かゆにねばりが出てきて、味がくどくなる。
梅干の昧がほんのりと玄米の中にとけ込み、味付けをしなくてもそのままで充分に食べられる。
これは下痢止めになるばかりではなく、熟のある病人にも優れた食べ物である。
ただし胃腸の弱い人は、スープのみにした方がいい。効果は同じである。

⑦梅酢でのうがいで扁桃腺予防
 梅酢を薄めてうがいをすることで扁桃腺を予防できる。また扁桃腺炎になった場合でも、
梅酢のうがいが効果がある。

⑧外用薬としての梅干の効果
梅干は食べるだけではなく、外用薬としての効果がある。
神経痛やリウマチのとき、腫れている箇所に梅干の肉だけを張りつけてそれを包帯しておく。
一日に三回ぐらい取り替えると効果がある。
 梅干には熱を取り去る働きがあるので、傷みがずいぶんと楽になる。
頭の痛いときには、こめかみに張りつけたり、歯の痛いときには痛む歯の頬に張りつけるのも効果がある。
 塩で歯茎をマッサージした後、梅干を張りつけておけば二重の効果がある。


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投稿日 : 2016年 6月 30日 作成者 : 漢方の野崎薬局

暖かい陽気だとめまいや頭痛が

【春の陽気にご用心ください】
今日の岐阜は一日暖かかったですね。

春?

というような陽気でした。

今週多いご相談がめまい、頭痛、立ちくらみです。

なぜこのような症状が起こるのでしょうか。

実は、体の中で冷えのぼせと同じ現象が起こっているのです。
気候の変化に身体がついていくことが出来ないで、気温の上昇に伴い体内の熱も上にあがってしまうという事です。どこにあがるかというと臍から上に上がっていきます。

東洋医学では、上半身と下半身の境目はお臍です。臍の力が無いと熱が上に上がってしまうというわけです。
なぜ臍の力がなくなるのでしょうか?
これは、普段からの胃腸への負担が原因です。
年末から今頃までに不摂生をしていると胃腸に熱が溜まってきます。
(食毒が顔や頭皮へも影響)
まだまだアトピーで顔が熱く、熱を持っている方が多いです。
またストレスによっても熱が溜まり、同様に上に上がってきます。
(ストレスは胸の真ん中に溜まります)

気温の上昇とともに熱が上がってきてしまう症状は病気ではありません。


その結果、水は重たいので下に落ちてしまい、下腹部の冷え、足の浮腫み、足の冷えなどの症状も同時に出てきます。春が好きではない女性が多いのはこのような症状が出やすくなるからですね。

このような症状の予防法は余計なものをお腹に入れない事。下腹部をよく温灸をして、熱を下に引っ張る事。足がむくむ方は足首をよく温める事。冷たいものを摂らない事。おしっこをしっかり出す事。便をしっかり出す事。すこし汗をかく事。

といってもまだまだ気温が下がる季節です。上着を持ち歩いてください。


投稿日 : 2014年 2月 28日 作成者 : 漢方の野崎薬局

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